血圧は1年のなかで冬にもっとも高くなり、夏は低くなる傾向があります。
気温が上がる夏は、体内から熱を逃すために血管が広がるためです。
さらに発汗量が増えるため、体内の水分と塩分が排出され血液量が減ることからも、血圧低下傾向にあります。
しかし!油断は禁物。
熱中症対策における経口補水液や塩飴の塩分補給では、高血圧のある方は要注意!
沢山汗をかくような激しい運動や炎天下での作業以外は、ミネラルウォーターなどで水分補給を心がけましょう。
アルコールの摂取も同様で、アルコールによる利尿作用により体内が脱水状態になり、血管が詰まりやすくなります。心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが増えてしまいます。
特に就寝前の飲酒は注意!寝酒を飲む方もいると思いますが、就寝前の飲酒は睡眠の質を逆に下げてしまいます。高血圧の予防には、1日7時間の睡眠時間と深い眠りがとても重要と言われています。
血圧の下がる夏を味方につけましょう!
